Monday, July 30, 2012

The Inner Treasure


内なる宝

ウィーンのある橋の下に宝が埋まっているという夢を見た夢想家がウィーンに旅をして、その橋を見つけました。彼はそこに立って自分がすべきことに思いをめぐらしました。と言うも、日中は通行人のために行動することができなかったからです。そのとき警官がやってきて彼に尋ねました。「おまえは何のためにこの辺りをうろついているのか」

男は、警官に手伝わせ、宝を山分けするために、警官に本当のことを話すのが最良だと決心しました。そこで彼は警官に話をしました。「ユダヤ人だけが夢を追いかける!私も(その男の町の)これこれの場所の、(その男の名前の)誰それの地下室の下に宝が埋まっている夢を見たよ。私はそこの旅行すべきだと思うかい」

その男は真っ直ぐ故郷に帰り、自分の地下室を掘って宝を見つけました。彼は言いました。「結局宝が自分の所有物だったことを私はいまや知ることになった!それなのに、それに気づくためにわざわざウィーンまで行ったのだ!」

同じことは神につかえることにも言えます。各人はそれぞれ個人的な宝を持っていますが、それに気づくには敬虔さへの旅が必要なのです。

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